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▼制作状況
1.ボディ
良くできたボディなので、パーティングラインを消して、ボンネット右側のバルジが開口していないので、
一度くり抜いて開口してます。フロントリップスポイラーも開口しておきます。
スミ入れがしやすいように凹モールドすべてにスジ彫りをしていきます。塗装がのりやすいように、
耐水ペーパー#800で全体を磨きます。この作業を「足付け」と言います。
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2.足廻り
スプリングを針金で作り直そうかと思ったのですが、ブレーキはキャリパー、スプリングを赤に塗りわけた
だけです。タイヤの中央にパーティングラインがあるので耐水ペーパーで削ります。
写真右側が削る前で、左側が削った後です。
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3.排気
マフラーはノーマルでマフラーカッターに金属パーツが使われているので、そのままです。
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4.内装他
基本的にはノーマルのままです。小物としてシフトノブを作っています。
シート背面が空洞なのでプラ板で埋めて、4点式以上のシートベルトを通す穴も開けておきます。
インタークーラーのパイピングもしておきます。ランナーを曲げて作りました。
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▼塗装状況
今回の最大の問題点のボディへの塗装です。下地材にサフェーサーも使い、次のように進めていきます。
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1.ボディーにサフェーサーを塗っていきます。
バルジなどの奥まった部分、塗装の皮膜の薄くなるカドをまず軽く塗っていきます。
その後で全体に塗っていくようにします。ボディ裏側の塗装する部分も忘れずに塗っていきます。
塗り忘れがないか確認します。
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2.サフェーサーが乾いたら傷や汚れがないか確認していきます。
傷や汚れがあったら耐水ペーパーで整えて、再度サフェーサーを塗ります。
埃がついてしまった場合には、乾いてから耐水ペーパー#1500〜#2000で落とします。
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3.今回は黄色に塗るのでグレーのサフェーサーの上では発色が悪いので、ベースホワイトを塗っていきます。
塗り方はサフェーサーの時と同じです。埃がついてしまった場合には、乾いてから耐水ペーパー#1500〜
#2000で落とします。ツヤがなくなっても気にせず進めます。下地さえ出なければ表面のツヤがなくなっても
大丈夫です。ボディの塗装の持ち手にはコーヒーのビンを使っています。適度な大きさと重さが
ちょうど良いです。
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4.いよいよ本塗装の黄色を塗っていきます。
塗り方&埃がついた場合もベースホワイトを塗った時と一緒です。
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5.デカールを貼り、乾燥したらクリアーを塗っていきます。
最初は軽く塗ります。少し遠くから吹きつけるようにします。乾いたらしっかり塗るようにします。
最初にしっかり塗ってしまうとデカールがヒビ割れをおこし、綺麗に仕上がりません。
クリアー層は後で削ることを考え、厚くするので2〜3度塗り重ねておきます。
今回は缶スプレーを使いました。
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6.クリアーで一見綺麗なのですが、微妙に塗装面に歪みがあるので、耐水ペーパー#2000で
塗装面を削っていきます。一皮剥くようなイメージです。平面はともかくカドは塗装面が薄いので、
削りすぎないように注意してください。
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7.コンパウンドで磨きます。
今回はタミヤのコンパウンドの細目、仕上と磨いていきます。ボディへの映りこみが綺麗にでれば完成です。
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8.窓枠、ガラス窓などの黒い部分をマスキングして塗ります。
チラシとマスキングテープを使った姿を見て、子供はポツリと「なんだか貧乏くさいと…」言われました(笑)。
この組み合わせが使いやすいです。ガラスは内側面を黒く塗ります。
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9.マスキングをはがしていきます。
完全に乾いていないうちにはがすと、うまくいきます。
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10.ミラーの表現にメタルックを使います。
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11.組み立てていきます。
ヘッドライトなどのクリアーパーツの接着面には「スモーク」を塗ってから接着するとリアル感が増します。
しかし、今回は横着をして油性マジックの黒を使ってみました。
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12.ワックスを塗って仕上げます。
家にあったホームセンターで買った車用の「Plexus」という樹脂用コーティング剤を使いました。
過酷なレースや戦闘機などにも使用されている実績を持っています。とてもピカピカになります。
汎用性の高さが気にいってます。
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▼完成
今回のテーマのピカピカな塗装は、まだまだ課題があるなというのが正直なところです。
クリアーを垂らさずに厚く吹くことと、デカールとの段差なく磨くことが難しいです。
まだまだ修行が必要そうです(苦笑)
リアウィングが塗装中に床に落ちた時には投げ出したくなってしまいましたが、
なんとか完成させることができました。
塗装はイエローのボディカラーに白いホイールにしてみました。 |
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