▼Ver2.0の見直し
吹き戻しもそうですが、換気扇の音(風切り音)が煩いので、また見直しをすることにしました。
換気扇の羽径20cmに対して、100mmアルミダクトで排気することが問題です。
いくつか作ってみて、次の3つの方法が良いと思われます。
1.ダクトを換気扇の羽径のまま排気(ダクト系が小さくなると吹き戻しと風切り音が発生)
2.換気扇を窓につけて吸い込み型で排気(ダクト系が小さくてもOK)
3.ダクト用換気扇で排気
今回はVer2.0で作ったものを活用するので、「3.ダクト用換気扇で排気」をしてみます。
ブースに入った臭気が戻らないように、ブース内と換気扇の間に空間を作ります。
この空間に入ったものを排気するがブース手前に戻ることがないように考えてみました。
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▼今回の材料 ※Ver2.0の換気扇がパイプ用に変わっただけです。
・パイプ用換気扇 三菱電機製「V-08P6」
・台所用換気扇 森田電工製「MX-20KF」羽根径20cm
・ダンプラ(ダンボールプラスチック)2mm厚
・アルミダクト(口径100mm)
・エアコンキャップ(口径100mm)×2個
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▼作り方
1.窓用換気扇の設置
窓用換気扇は説明書通りに設置すれば良いので簡単です。
購入したのは、OHM製「VW-20」で羽根径20cmのものです。窓用換気扇は標準で
1100mmの高さの窓のものが多いのですが、この「VW-20]は1200mmまで対応しているので、
追加で延長パネルが不要ということで、この機種を選びました。設置する窓の高さが
1200mmなので、この点を考慮しました。この窓用換気扇のパネル部分を開口して
エアコンキャップをつけます。
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2.塗装ブースの作成
塗装ブースを押し出し型で作ってみることにしました。
押し出し型は手元の塗装ブースにファンがついたものを排気ダクトで屋外へ
排出するタイプで市販品はこのタイプのものが主流です。卓上の設置スペースを
とることと、吹き戻しが発生しやすいのがデメリットになります。
パイプファンを使うことと塗装ブースと換気扇の間の空間がポイントです。
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(押し出し型)
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塗装ブース部は「ダンプラ」の2mm厚を使い、接着には「ホットボンド」を使って、
形を組んでいきます。換気扇は今回購入した三菱電機製パイプ用換気扇「V-08P6」を使います。
前回作った塗装ブースを使うので、台所用換気扇のカバーはそのまま使います。
この塗装ブースとパイプ用換気扇の間に空間をとります。この空間に入った臭気が
塗装ブースに吹き戻しされないように作ります。
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▼使ってみて・・・
静かになってびっくりしました。
吹き戻しも気になりません。
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